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戸(のへ)のつく町から...

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いつも一緒のPENTAX Q7と時々一緒のCanon eos80Dで青森(たまに岩手)の日常を撮ったPHOTOログです♪

 

2年ぶりに散策...南部氏庭園春の開園

19世紀、藩政時代の庭園芸術を今日に伝える八戸南部氏庭園
年に2回、春と秋に一般公開されるんですが今回は2年ぶりに
春の開園を散策してきました!

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八戸南部氏庭園は、江戸時代末期に鹿児島の島津家から第9代八戸藩主として
信順(のぶゆき)公を養子に迎えられたのを機に、弘化四年(1847年)に造られました!
信順公の出身地の薩摩藩の庭師が手掛けたとされています!

当初この場所は、物見場(かり場)であり、そこに殿様が
休憩する場所(田屋)を設けたことから庭園の歴史が始まりました





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日本庭園の様式には様々な種類がありますが
南部氏庭園は『蓬莱山形式・回遊式の枯山水』とのこと...


※ 『蓬莱式とは』
中国の神仙思想の中で不老不死の仙人達が住む理想郷とされる伝説の山
蓬莱山に見立てた島が水の中に浮かぶ景色の事です


※ 『回遊式とは』
庭園の中心となる池などの周囲を回遊するかたちで鑑賞する形式

※ 『枯山水とは』
水を一切使わずに海や川などを表現する方法



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『庭園の灯篭』
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『蘭渓型』
※竿が弓なりに曲がり、その先に火袋と円形の笠が載った一本足の形状が特徴


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『苫屋型』
菅や萱で作られた『苫』で屋根を葺いた小屋の事を苫屋と云い
基礎の上に苫屋が載った形としています



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『丸雪見型』
全体的に丸みをおびた形で、基礎は三本足が一般的
池のほとりなどによく配され、水面を照らす為に傘が広くなっているのが特徴



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庭園のツツジは今年は遅いのかまだ咲き始めと云う感じでしたが
気持ちの良い天気の下素晴らしい庭園をゆっくり散策出来てとても気持ちが良かったです












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Comments
 
こりゃ綺麗な庭園ですねーーー。
ウチの方も6月1日から、あちこち開園するようです^ ^
onorinbeckさんへ♪ 
もう少し花が咲いていればもっと良かったんですがね
でも散策満喫していましたよ🎵

 
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とある戸(のへ)のつく町の住人です。青森から岩手にかけてある戸(のへ)のつく町の魅力を少しでも伝えたい…って言うのはあくまでも目標で気が多いのでアレもコレもになってしまいますがほぼほぼ私的備忘ログ的内容でおおくりします♪どうぞゆる~くお付き合いの程を…よろしくお願いします^^

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