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戸(のへ)のつく町から...

戸(のへ)のつく町から...

いつも一緒のPENTAX Q7と時々一緒のCanon eos80Dで青森(たまに岩手)の日常を撮ったPHOTOログです♪

 

明治の芝居小屋康楽館を見学してみた!

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山神社を後にして次にやって来たのが
ここも前から訪れてみたかった『康楽館』です!
小坂鉱山の厚生施設として明治43年に建てられた芝居小屋なんですが
ご覧の通り洋風の外観に内部は純和風と和洋折衷の芝居小屋で、
国の重要文化財に指定されています



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傍にあった電話ボックス!
確か山下公園にもこんな感じの電話ボックスがあったな〜



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最初はちょろっと外観の写真だけ撮って行こうと思ってたんですが
ここでもせっかくだからが発動してしまいまして…
結局ガッツリ見学させてもらうことに(一応先を急いでいるんですがね)



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2階の桟敷で待っていると案内役の黒子の方がやって来ました!
舞台に向かって左側がすっぽんなどがある本花道で
舞台に向かって右側に設けられた花道は仮花道と言うそうで
江戸時代の芝居小屋の典型的な様式とのこと
因みに真ん中は主にお客さんが移動する時に使ったりするんだとか



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二階桟敷は『向う桟敷』と呼ばれていて最後部(窓の前)『大向う』は、
優れた鑑賞力を持つ人が役者の屋号を呼ぶために陣取る席とのこと



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地下にある薄暗い奈落へ…こんなところも案内してくれるのね
テンション上がるわ〜(*≧∀≦*)



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これは花道の七三に位置する、役者をせり上げる装置の『すっぽん』
ロープと木の滑車を使って 2人がかりで人力で上げるんだそう…
一度乗って花道に登場してみたいもんだけど(^◇^;)



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百年を超えてなお現役で活躍している回り舞台の仕掛け


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4ヶ所に設けられているこの『力棒』を4人がかりで回すんだとか


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奈落から上に戻って舞台の上に…
まさか名だたる役者さんが立った同じ舞台に立てるとは感激



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舞台のすぐ後ろに位置している楽屋!
この位置に楽屋があるのは舞台の進行具合や自分の出番が
よく分かるからという事らしい



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1階に大部屋2部屋、2階に個室が5部屋。
こちらは1階の大部屋の楽屋!



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壁や柱や戸など至る所にこれまで康楽館の舞台を踏んだ
そうそうたる役者さんの落書きやサインがそのまま残されています



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直径9.73mの回り舞台は、日本最大級の大きさで
上から見るとほぼ全部が回り舞台となっているのがわかりますね



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天井は、洋風の板張りで電灯は明治時代のものを今でも使っているそう
当時としては大変珍しく電灯が設置された芝居小屋だったようです




役者さんが手ぬぐいに隈取りを写したもの
嘘みたいにそのまんま写るもんですね



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一通りの案内も終わってお土産売り場へ…
せり上がりパウンドケーキ気になる〜買って来れば良かった



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黒子さんが康楽館の歴史や特徴や舞台装置から楽屋まで
30分くらいかけて丁寧に案内してくれてやっぱり見学して良かった
見学してみて常打芝居にも俄然興味が湧いてきた!
機会があったら是非観てみたいものです
時間がなくて小坂鉱山事務所や小坂鉄道レールパークは今回はスルーするけど
明治百年通りなんか綺麗に整備されてるしまたいずれゆっくり訪れたいと思いました









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まるで天空の神社『小坂鉱山 山神社』

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まるで小坂製錬の工場の敷地内で関係者立ち入り禁止のような町道を
ひた走って兼ねてから行きたかった場所へと向かっています!



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少し走ると右側に『山神社参拝道』の看板が…



この道を右折して道なりに進むと…


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小高いところに今回の目的地『山神社』の拝殿が見えて来ました!


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早速、一の鳥居69段


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そして上りきると二の鳥居


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ここは77段だったかな?
ちょっとこの辺から疲れが出てしまってあやふやになっちゃったけど…



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やっとの思いで石段を上りきり見ると三の鳥居
その奥に山神社の拝殿が見えました!


鉱山で栄えた小坂町…その鉱山の安全を願い
建立されたのが『小坂鉱山 山神社』なのだそうです
なので本殿は鉱山の何処からでも見えるように造られているようです



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驚いたのは綺麗に手入れが行き届いていること
この日は拝殿の中に業者さんがいて何やら作業をしているようでした



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拝殿の左側には…


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元山選鉱場跡もハッキリ見えました


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拝殿の右の奥に『山神』の石碑が並びその奥には露天掘りの跡が見えます


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拝殿の奥の本殿


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拝殿から振り返るとまるで天空の神社の様相


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この日は天気も良かったのでその景色はまさに絶景でした!


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境内から下を見下ろすとそこには稼働中の小坂製錬の工場群、
その奥に広がる小坂の街並みまでもが見て取れます



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おぉっ!この構図なかなかカッコいい!
狛犬にも見守られてる工場もなかなか珍しいんじゃ無いでしょうか?











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日本の滝百選『七滝』


発荷峠展望台から樹海ラインを走り『道の駅こさか七滝』まで来ました
本来なら寄る予定はなかったんだけどせっかくだからが発動しちゃいまして…
久々に滝も見たかったしね!
すぐ側にある滝は落差60mで7段にわたり水が流れ落ちることから
『七滝』と名づけられ日本の滝百選にも数えられている名爆です!



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いきなり『十和田火山噴出岩石』お出迎え
えっ!こんなデカいのが飛んできたの?
半端ないな火山の威力



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江戸時代の紀行家の『菅江真澄』も訪れて
『春はさぞ落ちも寄なんいやたかき花の藤原はなのたきなみ』

『生いしげる山のふぢはらいがねにまつはりかかる滝の白糸』
という2首の短歌を残しています!



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いや〜それにしても良いですね〜
公園として綺麗に整備されているので滝までのアクセスが最高
まさに私が大好きなサンダルでも見に行ける滝ですね!
こんなに楽して日本の滝百選の名爆が見られるなんて良いんでしょうか
滝を背景に水車小屋のある感じが一段と風情を感じさせてくれます。



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橋の側にあるベンチに腰掛けて真正面に滝を眺めるのも最高です!


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滝から流れ落ちた清冽なる流れは七滝沢から荒川川へと注いでいます。


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滝の手前左側に『七滝神社』せっかくなので参拝していきやしょう!


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『七滝伝説』
その昔、七滝村に孫左衞門という大地主がいました。
んっ?そういえばお食事処の名前も孫左衛門滝の茶屋』だったなd(^_^o)

彼は自分の力を誇示するために、不思議な力があると恐れられ、
物を投げることを禁じられていた七滝に自分の土地から切り出した
70余りもの薪の束を滝壺に向かって投げ落としたのです。

薪が4段目の鍋倉の滝壺に落下すると同時に、天地を揺るがす大鳴動と共に、
苦痛のうめきが怪しく水中から聞こえ薪は二度と浮かび上がらなかったのです。
孫左衞門は、今更ながら滝の恐ろしさに震え上がり、病の床についてしまいました。
実はこの滝は大蛇の化身でした。その身の丈約16mに及ぶ七滝の化身、七滝明神。

夢枕に現れた血まみれの大蛇は恨みを語り、孫左衞門を苦しめました。
彼は一心に反省し、七滝の傍に神社を建立し、自らの罪をつぐなったのです。
孫左衞門の建てた神社は今も、信心深い人々の参拝で賑わっているとの事です



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神社の石段を下りるともうすぐ滝が見えます!


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滝のすぐ真下までいけるのでマイナスイオン浴びまくり
迫力あるアングルで見ることが出来ます



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この日は黙っていても暑いくらいの天気だったんだけど
滝のそばの清涼感は実に気持ちいい!



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実は滝を撮る予定はなかったのでNDフィルターはあるものの
それを装着するレンズも三脚も持ってこなかったんだけど
なんとかフィルターだけ今つけてるレンズの上に乗っけて
手持ち0.8秒で撮ってみたんだけどなんとかなったかな^^;



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今回は新緑の頃だけど紅葉の時期も素晴らしいんだよな〜
山葡萄ソフトも食べ損なったし今度は紅葉の時期に再訪したいものです♪









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fourdoor0810

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当ブログへご訪問いただきありがとうございます♪
とある戸(のへ)のつく町の住人です。青森から岩手にかけてある戸(のへ)のつく町の魅力を少しでも伝えたい…って言うのはあくまでも目標で気が多いのでアレもコレもになってしまいますがほぼほぼ私的備忘ログ的内容でおおくりします♪どうぞゆる~くお付き合いの程を…よろしくお願いします^^

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